【初心者必見】フェザースティック作りと着火
今回はバトニングの最終段階を紹介します。
薪をバトニングしたら火種を作ります。
その際に『フェザースティック』が重要な役割を果たします。
キャンプを始めたばかりの方は馴染みのない言葉かもしれません。
本記事では『フェザースティック作りと着火』について詳しく紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
フェザースティックとは?
そもそもフェザースティックが何か分からない方もいらっしゃると思います。
フェザースティックとはバトニングした薪をナイフで毛羽立たせた焚き付けのことです。
文字の通り『薪が毛羽立った状態』なので『フェザースティック』とイメージすればわかりやすいです。
写真のような状態の薪をフェザースティックと言います。
フェザースティックの作り方は?
つぎに作り方を紹介します。
バトニングして細くした薪にナイフを斜めに当てて削っていきます。
その際に注意することが2点あります。
- 力を入れすぎない
- 平らな台の上で行う
1つ目の注意点は『平らな台の上で行う』です。
先ほどの写真は手に持った状態ですが、しっかりと地面や台に設置させる必要があります。
削る際に不安定な場所で行うと怪我や事故につながる危険があります。
バトニング台や丸太、平らな薪などを下に敷くと良いでしょう。
2つ目の注意点は『力を入れすぎない』です。
フェザースティックを作る際にやりがちなミスが力で削ることです。
力を入れてしまうとナイフが薪に刺さりすぎてしまい、うまくフェザー状に削ることが難しくなります。
コツはナイフで削る際に力まなくても刃が進む角度を見極めることです。
角度を上げすぎると削りが甘くなり、角度が浅すぎると刃が刺さって削りにくくなります。
この辺りは何度かやってみて自分にあった角度を見極めましょう。
慣れてくると力を入れなくてもスーッとナイフが進むようになり、簡単にフェザースティックを作れるようになります。
以上の注意点を踏まえて、削る作業を繰り返せばフェザースティックを作ることができます。
まずはやってみましょう‼︎
フェザースティックがうまく作れないときは?
フェザースティックに挑戦すると『うまくフェザーにならない』と悩むことがあると思います。
そんな時は以下の点を改善してみてください。きっと今よりも上手にフェザーを作ることができるようになります。
- 削り終わりにナイフを立てる
- 薪を回しながら削る
1つ目は『削り終わりにナイフを立てる』です。
最初は削る作業に慣れるまで繰り返すことが重要ですが、慣れてきたら削り終わりを意識しましょう。
削っているとフェザーになる部分と、削り落ちてしまう部分が発生します。
うまくフェザー状にならない方は削り落としている方が多いと思います。
斜めに入れたナイフを削り終わる際に薪に対して垂直になるよう立ててみましょう。
毛羽立った部分が落ちることなく薪に残るようになります。
2つ目は『薪を回しながら削る』です。
一面のみを削ってもフェザースティックは作れますが、慣れてきたら回しながら削ってみましょう。
薪を回しながら各面でフェザーを作ることで綺麗なフェザースティックを作れるようになります。
写真のような綺麗なフェザースティックを作れたら楽しいですね。
ただ形はなんであれ焚き付けになれば大丈夫です。
自分なりのフェザースティックができたら毎回写真に収めて成長を記録すると面白いですよ♪
フェザースティックを炊き付けに火をつけよう
最後の段階、ファイヤースターターを活用した火付けを紹介します。
まずフェザースティック数本を重ねておきます。
この時にフェザースティックを作る際にできた削りカスも一緒にまとめておくと着火しやすくなりますよ。
つぎに『麻紐』をナイフでほぐして綿状にしフェザースティックに重ねます。
麻紐を使用するのはスターターの火花が付きやすくするためです。
初心者でも簡単に火をつけることができる秘密アイテムです♪(私も助けてもらってます。)
ここまで準備ができれば着火の事前準備は完了です。
最後にスターターを麻紐の上に置き、火花を飛ばせば着火します。
最初は火花を飛ばすのも一苦労だと思いますが、力みすぎずナイフを擦り下ろせば火が付きます。
火花が飛びにくい場合には軽く擦った後に、少し強めに擦ってみましょう。火花が飛びやすくなるはずです。
写真のように麻紐に火が写ったらフェザースティックにも火を移していきましょう。
この状態になれば徐々に炎が大きくなってくるので、バトニングした薪を組めて火を育てていきましょう。
参考までに動画も撮ったので見てください。
バトニングに挑戦しての遊びをとことん楽しもう‼︎
今回は『フェザースティック作りと着火』を紹介しました。
バトニングのやり方については別記事にしているので是非ご覧ください。
自分で薪割り〜着火まで行えればキャンプの楽しさが一段と増します。
是非とも皆さんも自分に合ったナイフを見つけて挑戦してみましょう。
『初心者向けおすすめバトニングナイフ』も紹介しています。宜しければ合わせてご覧ください。
わたしは『OLFA WORKS:サンガ』を愛用しています。コスパがいいナイフです。
詳細は上記記事で紹介しています。
野遊び上手になるために今後はブッシュクラフトの内容を記事にしていきます。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは〜