素人が漁師になる方法はたった1つ!!
今回は『素人が漁師になる方法』を紹介します。
紹介する内容は実際に私が漁師になった経験も踏まえた内容になります。
漁師に興味がある方、これから目指したい方は一読いただければヒントが見つかるはずです。
先に結論を言うと『行動するのみ』です。笑
それでは詳しく説明しましょう。
※最後に私自身の経験を踏まえて簡単にアドバイスをしています。参考にしてください。
まずは自分の考えをまとめる
最初に取るべき行動は自分の考えをまとめることです。
漁師と言っても様々な種類があり、仕事の内容も大きく異なります。
漫然と漁師になりたいと思っている方はもう一歩踏み込んで考えてみましょう。
それぞれ良し悪しがあり、自分のなりたい漁師がどんな生活を送っているのか大まかにイメージできた方が次の行動がスムーズにいきます。
ちなみに私は『沿岸漁業』に該当する海苔漁師になりました。
どこで漁師になるか決める
先ほどの表を参考に興味がある、なりたい漁業が固まったら次の行動に移りましょう。
つぎはどこで漁師になるか決めることです。
この選択はなりたい漁業が決まればスムーズに決めることができると思います。
各漁業の強弱は各地域によって異なります。
同じ漁業でも伸びている地域がある一方で衰退し続ける地域もあります。
自分が漁師になった後に衰退していくよう地域なら不安しかありません。
ここは自分の考えをしっかりと固めて決めるようにしましょう。
1つ言えることは漁業の選択、地域の選択は絶対に焦らないことです。
関係者・知人がいれば紹介してもらう
なりたい漁業・地域まで決まれば最後の行動です。
関係者・知人がいる場合には紹介してもらいましょう。
この方法が漁師になる最短の方法です。
もっとも同じ会社・団体で漁師見習いとしてお世話になれるのが一番好都合です。
しかし簡単にはいかない場合もあります。
そんな時でも同じ地域に関係者・知人がいれば紹介によって参入の壁が低くなります。
SNSを活用する
昨今はSNSが盛んです。身近な関係者・知人がいなくても繋がりを創ることができる時代です。
気になる漁師や漁業があればフォローやDMで連絡をとってみると良いでしょう。
日本の漁業は最盛期から見れば衰退し続けています。
興味を持っていただいて嫌に思う漁師は少ないでしょう。
周囲に漁師関係の人がいなく、仕事の内容もわからない方も興味があればどんな仕事をしているのか聞いてみるといいでしょう。
とにかくなりたいなら行動あるのみです!
最後にアドバイス
今まで紹介した内容が素人が漁師になる方法です。
私は知人の紹介でスムーズに漁師見習いになることができました。
これから漁師を目指す方に3つアドバイスをします。
①なりたい漁師の今後を予想する
1つ目のアドバイスは『なりたい漁師の今後を予想する』ことです。
漁師はかっこいい職業で、儲かっているイメージが強いかもしれません。
しかし実際のところ運営コストがかかり赤字になっている漁業もあります。
また漁業従事者の高齢化に伴い衰退している漁村・漁業もあります。
この辺りを考えずに漁師になると不安が強くなってしまい思い描いた漁師生活を送れず苦労するかもしれません。
少し先を見据えて検討することをおすすめします。
②漁業組合の制度を把握しておく
2つ目のアドバイスは『漁業組合の制度を把握しておく』ことです。
将来的に雇われではなく漁業権を取得して独立したい方は必須項目です。
全国には1000以上の漁業共同組合が存在しており、各地域によって制度が異なっています。
漁業権を取るまでに何年かかるのか
組合員になるにはいくらかかるのか
など細かいところまで把握した上で漁師になるか決断しましょう。
調べてもわからない場合には直接地域の漁業組合に電話して聞いてみましょう。
※場所によっては漁業権の放棄or譲渡がないと新参者が漁業権を取得できない地域もあります。
③助成金があるか確認する
3つ目のアドバイスは『助成金制度の有無を確認』です。
多くの県で農林漁業に対する助成金制度があります。
後継者不足の漁業を維持するために躍起になる地域もあります。
助成の規模も地域により異なりますが、知ってると知らないとでは大きく違います。
助成制度は漁師、漁業組合など第三者から教えてくれることはまずありません。
自分の漁師生活を安定させるために利用できる制度はしっかり把握しておきましょう。
本気で漁師を目指すなら行動あるのみ‼︎
今回は『素人が漁師になる方法』を紹介しました。
結論はとにかく行動することです‼︎
分からないことは調べ、気になることは聞くことが非常に大事です。
1人で悩んでいても漁師にはなれません。
私は漁師になる前に気になることは知人に聞きまくりました。
知人でも分からないことは本やネットで調べ、不安を減らしてから転職しました。
周囲の人に相談しつつ、自分でできることは1つずつ行動に移していきましょう。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは〜